遠い山に雪

生活における瑣末なことあれこれを書きます

日常の隙間にスパイスを

推しに会ってきた。私の推しはいわゆる「会いに行けるアイドル」で、イベントごとにチケットを購入すれば至近距離で話すことができる。コロナのせいでここ3年ほどは開催がなかったり距離をとってのお話会だけだったが、今回からマスク着用・手指消毒・ビニール手袋の着用・アクリル板越しの会話ではあるものの握手会が復活した。私は推しに認知されたいオタクではないのだけれど、推しが「来て」と言えば行くしかない。結果はめちゃくちゃに楽しくて幸せな時間だったので、行ってよかったな〜と多幸感に包まれながら帰った。でも推しが可愛すぎて頭がバグり、握手してる間の記憶があんまりない。あんなに至近距離で顔を見たのにあんまり覚えてない。ちくしょう脳みそ!はやく推しの輝きに慣れてちゃんと記憶できるようになりたい。

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それはそうと、こういった非日常を綴ったブログも好きだけれど、私は他人のどうでもいい日記(誤解を恐れずに言うと)が好きだ。特別なことは起こっていない、普通の日の話。ルーティンをこなして仕事を消化しながら適当に考えていたことを綴ったものでも、仕事帰りにこんな店に行ってこんなものを買ってきたという話でも、なんでもいい。ブログだけでなくて声日記やゆるゆると話しているラジオも好きだ。そういう点で言うとネットにある個人ラジオたちはスポンサーの縛りもないことが多く、好きなことをその人の目線で切り取って自由に紹介してくれているところが良い。他の人のブログを読んだりラジオを聴くと、特別じゃない、日常の毎日がどこかにはちゃんとあって、私もそうやって日常であっていいんだと思うことができる。それは私の心の薬になる。だから、おもしろいコーナーが設けてあったり、ゲストやスポンサーが来たりするようなコンテンツは個人的にはあまり響かない。その人の世界をその人の切り取り方で見せてほしい。

ちなみに私はお話会の帰りに気になっていた台湾料理屋さんに寄って、黒糖タピオカミルクティを飲んできました。外に2人がけの席がまばらにおいてあって露店みたい。

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ここ、都内にも何店舗かあるみたいなので今度はご飯か豆花を食べにきてみたい。台湾のティースタンドはだいたいどこで飲んでもおいしいティーが出てくると聞いたので、台湾旅行気分を味わいたくて。今のところ私のナンバーワンティースタンドはゴンチャなのですが、色々なお店を見つけてみてはさらなる好みに出会えるかを試している。あと豆花にもタピオカをトッピングするのが好き。今回頼んだのは黒糖ミルクティーだったけど、ナタデココが入った白桃烏龍茶が美味しそうだったので飲んでみたいな。近々また行こうっと。こういうちょっとしたワクワクを日常に盛り込んでいくのが楽しいよね。