遠い山に雪

生活における瑣末なことあれこれを書きます

先の先の、その先まで。

大阪府の主催する、「水都大阪フォト&動画コンテスト」というコンテストで水辺(夏)賞を受賞した。

初めて応募したコンテストで、初めて受賞することができた。残念ながら最優秀賞は獲れなかったけど、夏の水辺を写した作品として選んでもらえたのは純粋に嬉しい。この写真を撮った日は暑くて、晴れていて、汗をかきながらお散歩した日だった。18歳まで大阪で育ったけれど大阪のことはなにも知らなくて、行ったことがないところに行ってみようと思って中之島に行った。前日の夜にコンテストの存在を知って、ちょうど大阪にいるのでこれは応募したい、と思って撮った写真だった。レタッチも夏の爽やかさを表現できるように自分なりに頑張ったものなので、それが他者から見ても「夏らしい」と認めてもらえたのはとても嬉しかった。

賞を獲ることがすべてではないけれど、強い肩書きや後ろ盾をなにも持たない私にとって、「公的な賞を受賞したことがある」という実績は強い。はたから見て強い。あと、単純に他者から「良い写真」だと認められるのは嬉しい。もっともっと認められたい。たくさんの人に私の写真を見てほしい。そういう理由とかとかで賞を獲ることを一つの目標にしていたので、今回こうして作品として撮った写真で受賞できてよかった。受賞に際してTwitterなどでたくさんの人からお祝いの言葉を貰えたことも嬉しかった。ありがとうございます!

 

ーーー

 

少し前までは自分が撮る写真がすべてで、他の人が撮る写真にはあまり興味が無かったのだけど。最近は積極的に他人の写真を見るようにしている。ポートレートを含め写真を撮るなかで、もっといろんな表現ができるようになりたいと思ったからだ。基本的な構図やカメラの設定などの知識は多少頭に入っているが、そういうことじゃなくて実際にそれらの知識を活用してどんな写真が撮れるのか知りたい。そう思って、TwitterInstagramで他の人の撮った写真をたくさん見て勉強するようになった。構図もレタッチも勉強になることばかりだ。すごいなあ、と素直に思う反面、悔しい、とも思う。私はまだまだこんな写真は撮れていない。私もこんな写真が撮りたい。すごいな、とか、綺麗だな、とか、なんでもいいから他人の心を動かせる写真が撮りたい。あくまで他人の評価の前には自分が「良い写真だな」と思えるものであるという前提はあれど、私の写真で誰かの心を動かしたい。もっと広い世界が見たい。

そう思って、写真を勉強するようになりました。写真って楽しいなあ。

f:id:dstn18c:20230111174200j:image