遠い山に雪

生活における瑣末なことあれこれを書きます

綴るたのしみ

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今日から23日まで浅草で開催されている「世界切手まつり」に行った。公式サイトが初心者には大変見づらく、どんな催しやブースがあり、どんなものが販売されるのかがよくわからなかったが、手紙や切手が好きなので見に行くことにした。

[詳細はこちらの公式サイトからどうぞ]

世界切手まつり STAMP-SHOW2023 | 公益財団法人日本郵趣協会

会場は都立産業貿易センターの6階と7階で、暑さにやられて7階は行かずに帰ってしまったので7階でどんなものがあったのかは知らない。7階には物販系のブースが多くあったりしたのかな?6階には私がこのイベントの存在を知ったきっかけである手紙社さんのブースや他の作家さんの物販ブースなどがあり、作家さんオリジナルデザインのフレーム切手や手紙関連の雑貨が販売されていた。特別な切手たち、めちゃくちゃかわいかった…。ほかにも今回の特別押印や世界の切手が売られていたり、過去の切手などの展示があった。会場が同じだったので紙博とかそういうのをイメージしていたが、それに比べるとずいぶん落ち着いた雰囲気でこじんまりしていた。切手の展示などを眺める。

そうそう、そして買ったものの話。

世界の切手を扱っていた World Post Officeのブースで使用済みの世界各地の切手詰め合わせとカナダのカルーセル柄の切手を購入し、単品で購入した同じくカルーセル柄の切手には特別印を押してもらった。

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カナダの切手。かわいい。眺めてるだけで癒される〜。他にはマカオチェコの切手に記念押印ができた。

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どこのどんな切手が入っているかわからない詰め合わせなので、表から見えるものだけで勘で買った。表に見えているフィンランドの切手が可愛くて興奮。ミッフィーちゃんの切手が入ってるのもあって迷った。あとでゆっくり開けて中身を楽しもう……。これから外国に旅行する際は自分用のお土産は切手にしよう、と思った。嵩張らないしね。

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入り口にあったぽすくまのフォトブース。

 

暑い日だったのでコメダに行って休憩とお昼。暑さにやられて食欲がなかったけど、そんな時こそしっかり食べるべきだと思ってあみやきチキンホットサンドを頼んだ。

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でかい。そして美味い。めちゃくちゃジューシーなので溢れ出てくる汁でパンと手をびちゃびちゃにしながらかぶりつくのがよい。ミニシロノワールまで食べてエネルギーをしっかりチャージした後、近くにある個人の本屋に寄った。そこは新刊も古本も取り扱っていて街に根付いた本屋という感じで、過去の『文藝』とかが売られていて気になった。また今度ゆっくり行こう。個人の本屋って大型書店とはまた違った本の並びがあって、端から端まで店主のこだわった本の配置を感じることができるので好きだ。もちろん一般の本屋も各ジャンルごとに担当の書店員がいて、売るためにどの本をどこに置くかって考えるのだろうけれど、そういう大型書店とは比較にならないくらい個人の本屋は冊数が少ない。その限られた本たちをどう並べるかで私たち「読む人間」と「本」を繋ぐことができる。それってすごく楽しい仕事だなあ、と並んだ背表紙たちを眺めながら思った。最近私は本屋さんになりたい気持ちがあり、本屋関連の本をちょこちょこ読むなどしている。本屋さんになりたいのか、図書館で働きたいのか、とにかく本に関わりたい気持ちがある。本に関わる仕事って薄給が多いけど、本屋でバイトするのもありだな〜とか考えながら駅への道を歩いた。